北本市の「学校給食歴史館」を見学してきました。
日本でここだけ!給食の歴史について詳しく学べる楽しい施設でしたよ(*´∀`*)
「学校給食歴史館」とは
「学校給食歴史館」は、日本で唯一と言われる、学校給食に関する博物館。
そんな珍しい施設がなぜ北本に?って感じですが
運営している「埼玉県学校給食会」が北本市にあり、同じ敷地内に「学校給食歴史館」が併設された という流れのようです。
食品サンプルや年表などの資料を使って、給食の歴史や食材の変遷などを分かりやすく展示しています。
誰もが懐かしい気分に浸れて給食の歴史も知れる興味深い施設になっていますよ。しかも見学料は無料!
休館日が土日祝日、見学できるのは平日の昼間のみというのがちょっとレアですね。
見学無料!黄色い屋根が目印です
「埼玉県学校給食会」敷地内、右奥へ進むとある黄色い屋根の建物が「学校給食歴史館」です。
中に入り、受付を済ませると見学させてもらえますよ〜。
受付は名前と住所などを書く簡単なもの。
見学無料だけでも嬉しいのに…クリアファイルと資料までいただけちゃいました。ありがたやー。真剣に見学しよう!!
学校給食歴史館 館内の様子
館内はさほど広くないですが、資料がギッシリ。所要時間は流し見すれば15分、しっかり見れば1時間ってトコでしょうか。
壁沿いにずらーっと、歴代給食のサンプルが。明治22年(1889年)から現代(2015年)までの給食が展示されてます。見応え十分。
給食の歴史
初めての学校給食は「おにぎり・塩鮭・葉の漬物」の3点だったんだって!質素だけど鮭1切れ付くあたり、思ったよりちゃんとしてる。
時代を追って変わっていく給食を見ていくと、国の時代背景も見えてきて興味深いです。こちらは戦後、昭和27年の給食。脱脂粉乳に鯨!
こちらはわりと最近の昭和40年。ソフト麺が登場。埼玉では「ソフト麺」馴染みがあるようですが、群馬出身のわたくし、ソフト麺って食べたことないですよね。
最近では「バイキング給食」や「ワールドカップ給食」なんていう変わった給食も。
私が小学校だった時代は「セレクト給食」っていうのもあったなぁ。事前にアンケートをとって、好きな料理を選べるの。
埼玉県の農産物についても学べます。「地産地消給食」といった、地元の食材を使った給食もあるんですね。
現在は、給食のパンもさまざま。揚げパンが好きだったなぁ。今はメロンパンもありなの!?
食器の変遷
給食の食器の移り変わりも展示されています。
昔懐かしいアルマイト。私が小学校低学年の頃はこれでした。途中でメラミン樹脂に変わった記憶が。
最近は強化磁器も使われてるようです。
ライブラリーコーナー
昔の寺子屋風の机が並ぶ、ライブラリーコーナー。給食に関する映像が見られます。団体予約するとここで上映会かな?
給食に関する書籍いろいろ
給食に関する本がギッシリ詰まった本棚がありました。タイトルがなかなかマニアックで深い。
昔懐かし牛乳パック&瓶の展示も。今は四角いパックなんでしょうか?それとも瓶?
学校給食歴史館へ行った感想まとめ
日本で唯一、学校給食の歴史が学べる「学校給食歴史館」。
誰しも馴染みのある「給食」という文化を改めて見直せる、楽しい施設でした。
食品サンプルって眺めてるだけでなんだかワクワクしますよね(・∀・)
家族で行けば、それぞれの時代の給食について話し合うことができて面白いはず。
平日のみ見学可なので子供連れで行くのがなかなか難しいですが…夏休みなどの長期休暇にいかがでしょ?
こんな施設が北本市にあるというだけでちょっと誇らしいですね。
「グリコピア・イースト」と合わせてバスツアーのコースに組まれてることもあるらしいです。北本すごーいヽ(=´▽`=)ノ
アクセス・駐車場
学校給食歴史館の場所は、北本市朝日。ワコーレマンションの近くです。埼玉県学校給食会の敷地内右奥にありますよー。
▼こちらは埼玉県学校給食会のメインの建物。
駐車場は敷地内に50台と十分な広さ。
奥に見える黄色い屋根が「学校給食歴史館」。奥まった場所にあるので最初探しちゃうかも。
電車の場合は、JR高崎線・北本駅が最寄り駅。歩くと40分くらいかかるのでバスがおすすめです。
市内循環「川越観光バス」の北本高校先回りに乗車、「ワコーレ北本」で下りればすぐ。
帰りのバスの時刻表が館内にあったので、写真を貼っておきます。1時間に1〜2本。
学校給食歴史館の基本情報
名称 | 学校給食歴史館(ガッコウキュウショクレキシカン) |
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住所 | 埼玉県北本市朝日2-288 |
アクセス |
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電話番号 | 048-592-2115 |
営業時間 |
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定休日 | 土曜・日曜・祝日(年末年始、お盆期間お休み) |
料金 | 入場無料(※10名以上の見学は要予約) |
駐車場 | 有り(50台) |
公式情報 |
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